ビバ丼名古屋オフ2024に北海道から参加してみた(前編)

目次

はじめに

皆様こんにちは.はじめましての方ははじめまして.

一般ビバ丼民のかすまると申します.

2024年1月4日,nenaさん主催によるVivaldi公認のオフ会,ビバ丼名古屋オフ2024が開催されました.この日はちょうど大学の冬休みの途中であったため,僕もこのオフ会に北海道から青春18きっぷを使って参加しに行きました.その結果,このオフ会では当日はもちろんその前後でも予想外の展開が数多く起こり,全体を通して波乱万丈の旅路となりました.

それでは,ビバ丼オフ会の様子とそれに北海道から参加した男の一部始終をご覧ください.

※Vivaldiやビバ丼についてもっと詳しく知りたい方は,Vivaldi公式ブログnuusan57さんが作成したVivaldi Social Guideをご覧ください.

0日目「いきなりオフ会旅中止の危機」

時は2024年1月1日まで遡ります.この日は新たな年の幕開けとともに,僕がオフ会に向けて名古屋への旅に出発する日でもありました.僕は年が開けたという高揚感とオフ会への期待に心を踊らせていました.

しかし,年明け早々に悲劇が起きました.

この日,石川県能登半島付近を震源とする最大震度7の大地震が日本を襲いました.その影響は石川県から遠く離れた北海道にも及び,僕の住んでいる地域には津波注意報が発令されました.これが原因で乗る予定だったフェリーは欠航になり,18きっぷを使って乗る予定だった路線の多くが運転見合わせとなってしまいました.

「このままではオフ会に行けないかもしれない…」と半分絶望していた僕に,一筋の光が差し込まれました.どうやら新幹線は平常運転するようでした.僕は出費が高くなることを覚悟して,急いで予定を立て直しました.その甲斐もあり,無事にオフ会に行くことができました.こんな非常事態でも新幹線を運行してくれたJR北海道に感謝ですね.

しかし,この予定が完成したのはその日の深夜27時.翌日の寝不足は確定です.果たしてこの先どうなってしまうのでしょうか.

1日目「天国と地獄 新幹線とロングシート」

1月2日,3泊分の荷物を持って名古屋に向けて出発しました.

まずは自宅の最寄り駅まで1時間弱歩きまして,そこから列車に乗って新函館北斗駅まで移動.ここで当初の予定にはなかった新幹線に乗車しました.

やはり新幹線はとても速いですね.北海道南部からたった1時間で本州に入ってしまいました.このまま新幹線に乗り続けられればどんなに楽だろうかと思いましたが,学生が出せる予算には限りがあります.泣く泣く新青森駅で下車して,ここから在来線のみで移動するという修羅の道を選びました.

ここからの過酷な旅に耐えるために,新青森駅で海鮮丼を食べることにしました.流石は津軽海峡が近いだけあり,北海道のものに負けず劣らずの美味しさでした.

お腹も満たされたところで,いよいよ在来線による移動開始です.しかし,この日に乗ることになる奥羽本線の電車はほとんどがロングシート(進行方向と垂直に並んでいる座席.通勤電車でよくあるタイプ)です.これでは長時間移動でもあまりくつろぐことができません.それでも,この日はそんなロングシートの電車に合計8時間も乗りました.もはや修行ですね.うっかり悟りを開きそうになりましたよ.

道中では弘前や秋田を経て,

1日目の目的地,山形に到着しました.最寄りのネカフェに移動して,この日の旅は終了です.

2日目「山形→名古屋の大移動」

1月3日,オフ会旅2日目です.この日で一気に山形から名古屋まで移動しました.今思えば,もう少し余裕をもったスケジュールでも良かったかもしれませんね.

山形駅から奥羽本線の始発に乗って,福島駅まで移動しました.ここからは東北本線を進んでいきます.

ここからはボックスシート(向かい合わせになっている座席)の電車が多くなっていたため,1日目よりは快適に移動できました.しかし,年末年始ということもあり,電車はかなり混雑していました.そのせいで,計画していた宇都宮駅での乗り換えに失敗してしまいました.まあここからは電車の本数も多いし大丈夫だろ,と考えながら埼玉県の大宮駅まで移動しました.

ここで昼食.早い,安い,うまいでおなじみの吉野家で食べました.

昼食後はさらに進んで東京駅まで行きました.少し駅の中を散歩してみましたが,あまりの人の多さに驚きました.

ここで東北本線が終わり,東海道本線の区間に入りました.高層ビルや住宅地のような首都圏らしい場所を抜けて,静岡県に突入しました.ここからは18きっぷユーザーにはおなじみ,魔の静岡県区間です.

なぜ魔の静岡県区間と呼ばれているかというと,静岡県は通り抜けるときに時間がかかる上にほとんどの電車がロングシートであるためです.これらの要因から,18きっぷユーザーからは苦痛な区間として有名になっています.まあ僕は1日目に奥羽本線でロングシートに8時間乗っているので,そこまで苦痛とは感じませんでしたが…

途中で富士山の写真を取ろうとして失敗しつつ,

4時間ほどかけて静岡県を抜けました.ここまで来れば名古屋まであと少しです.快速電車に乗って,その速さに感動していると…

ついに名古屋に到着しました.いやー長かった.ここまでTLで優しい言葉をかけてくださった皆様,ありがとうございました.

名古屋到着記念に矢場とんで味噌カツを食べました.濃厚な味噌がとんかつと合っていて美味しかったです.

その後は,次の日に備えて早めに就寝しました.

3日目「名古屋観光,そしてオフ会へ」

1月4日,いよいよオフ会当日です.

3日目の最初は,名古屋駅地下で小倉トーストのモーニングを食べました.

その後,名古屋で一番栄えていそうな栄に移動しました.ここでは,有名なドンキでオフ会の記念撮影で顔を隠すためのサングラスを買いました.

ここで早々にやることが無くなったため,nenaさんに勧められた朝日神社へ初詣をしに行きました.オフ会の成功と自分の志望校合格を祈り,次の目的地に向かいました.

栄の次に向かったのは名古屋城です.シャチホコで有名な天守閣と,本丸御殿を見学しました.本丸御殿は内装が金箔などの素材でとても豪華な作りとなっていて,2つの意味で「金」の偉大さを思い知らされました.

その後名古屋駅付近に戻って,昼食会場である「名古屋めし食堂 丸八」さんに向かいました.ここで先に集まっていたビバ丼民の皆様と合流しました.軽く自己紹介と雑談をしながら,食べたかった味噌煮込みうどんをいただきました.

食べ終わったあとはオフ会開催まで少し時間があったため,学生組と大人組(この表現が適切かどうかはわかりませんが…)に分かれて引き続き名古屋を観光しました.僕は学生組の観光にご一緒させていただきました.名古屋駅から30~40分ほど歩いて,大須商店街に到着しました.学生組の多くはこの日に在来線の始発で東京から名古屋に来ていたにも関わらず,この長時間歩いてもまだまだ元気な方が多かったです.学生組の体力はすごいですね.

一通り回った後に地下鉄で名古屋駅に戻り,オフ会の会場に向かいました.会場に到着して部屋に入ると,先程合流した方々に加えて,さんなど新しく出会ったビバ丼民の皆様が暖かく出迎えてくださりました.これが人の温もりというものなのですね.少し感動しました.

早速,持ってきたお土産を披露しました.僕が持っていったのは北海道土産の定番,ROYCEのバトンクッキーです.ちなみにこのバトンクッキーは北海道ならではのお土産であり,なおかつ値段の割に量が入っているので,大勢に配るお土産におすすめです.北海道に訪れたときに参考にしてみてください.

皆様が持ってきたお土産が並んだ机を見ると,北は北海道,南は九州まで全国各地のお土産が集まっており,完全に物産展のような状態になっていました.

その後名刺交換を済ませて(僕は名刺を作っていなかったのでもらうだけになってしまいましたが),Vivaldiトークのコーナーへ入りました.ここでは,Vivaldiの前に使っていたブラウザ,Vivaldiのいいところ,改善点について話し合いました.

Vivaldiを使う前に使っていたブラウザとして一番挙がったのはやはりChromeでした.ビックテックのブランド力の強さを感じましたね.その他にはFireFoxやOpera,Ironという初めて聞いたブラウザを使っていた方もいました.ちなみに僕はChromeを始めとした様々なブラウザを代わる代わる使っていくうちに,Vivaldiに落ち着いたという流れです.

Vivaldiのよいところとしては,Chromeと比べてメモリを食わないこと,タイリング機能,カスタマイズ性の高さが挙げられていました.様々な機能が標準搭載されているところはVivaldiの強みですよね.逆に改善点としては,翻訳機能の弱さが挙がりました.確かにここは拡張機能に頼らざるを得ないかな…と思います.今後のアップデートに期待しましょう.個人的には,以下の2つの機能があればもうVivaldi以外のブラウザを使う理由がなくなるので追加をお願いしたいと思っております.もう使えるよ,ということであれば教えて頂けると幸いです.

  • 複数のプロファイルで作成したワークスペースを1つのウィンドウで切り替えられる機能
  • ピン止めしたタブ以外を一定時間後に自動で閉じる機能

また,この日はDANballさんの誕生日ということで,ハッピーバースデーの歌を歌ったり,誕生日ケーキを頂いたりしました.改めまして,お誕生日おめでとうございます.オフ会の参加者が多すぎてケーキが滅茶苦茶細かく切り刻まれてしまったのには笑いました.

その後もお土産を食べたりして楽しい時間を過ごしていると,なんとVivaldi公式がピザを奢ってくださりました.どうやらVivaldiのオフ会ではピザをねだるという行為が伝統といいますか鉄板ネタになっているようで,今回もその伝統に則って奢ってくださったようです.kaoriさんを始めとするVivaldi公式の皆様,本当にありがとうございました.一生ついていきます.

奢ってもらったピザは6枚あったのですが,気づいたときにはもう無くなっていました.本来はピザと一緒に記念撮影をするはずだったのにこの有様です.17歳の胃袋,恐ろしいです.

気を取り直して,記念撮影を行いました.撮影に使用したカメラは教授さんが持ってきてくださったお高そうなカメラです.ここで参加者全員が集まって,写真を撮りました.改めて取った写真を見ると,写真中の人のほどんどが顔を隠しているという中々異質な写真になっていますね. ちょっとアレな団体に見えなくもありません.

さらに,毎週聞いているおうどんラジオの公開収録も行われました.皆様が持ってきた機材がフル活用された,普段とは少し違った雰囲気のラジオとなっていました.やはりネット越しで聞くのとリアルで聞くのとでは臨場感が違いますね.ちなみに,内容はいつものおうどんラジオクオリティで安心しました.

当日の様子を見たい方は以下の動画をご覧ください.

オフ会もいよいよ終盤戦です.

教授さんが持ち込んでくださったリアルフォースの高級キーボードを賭けて,じゃんけん大会が開かれました.和やかな雰囲気で進んできたオフ会ですが,この時間だけは緊張感のある雰囲気となりました.

粛々と行われたじゃんけん大会の結果…

なんとリアルフォースのキーボードを手に入れることができました!うおおおおおおおおおおお

まさか自分が勝てると思っていなかったのでとても嬉しかったです.これだけでも北海道から来た甲斐がありました.

頂いたキーボードは,ありがたく自宅で使わせていただいています.何なら,この記事はすべて頂いたキーボードで書いています.高級キーボードなだけあって,指に吸い付くような打ち心地でとても打ちやすいです.エレ□ムの1000円キーボードとは大違いですね.これからも愛用させていただきます.

 

楽しい時間はあっという間に終わってしまいました.最後に片付けをして,オフ会としては解散ということになりました.

改めまして,オフ会を企画,そして開催してくださったnenaさん,ピザを奢ってくださったkaoriさんを始めとするVivaldi公式の皆様,ここでは詳しく書けませんでしたがオフ会にお紅茶を提供してくださったKOBAYANさん,そしてオフ会に集まって交流してくださったビバ丼民の皆様に感謝申し上げます.本当にありがとうございました.これからもビバ丼を使い続けていきますので,今後ともよろしくお願いします.

…しかし,ビバ丼名古屋オフ2024はこれで終わりではありませんでした.ここから先も様々な出来事が待ち構えていたのです.

後編へ続く)

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